オーストラリアへワーホリで行く予定

初めてのワーホリを成功させたい。先回りしてどんな失敗談があるだろう。

事前にどんな準備をしておけばいいのかな?

英語学習や渡航準備など、出発前にやっておくべきこと教えて。

 

 

今回はこのような疑問にお答えします。

 

 本記事の内容

  ・ワーホリ前にはできるだけ英語力をあげたほうが良いに決まってる

  ・ワーホリでは「多国籍」な職場を選ぶ

  ・シャアハウスは快適さよりもオーナーさんを見極める

 

今回のワーホリ挫折体験は、フィリピン留学→オーストラリア留学(ワーホリ)→現在、バーで外国人接客 → まもなくカナダ留学(ワーホリ)というかなりのワーホリ通・英語好きさんに書いていただきました。

 

ワーホリのしくじりっぷりが、きっとこれから留学する人のためになること間違いなしです。

是非、失敗を先回りしてください。

3分ほどでどうぞ♪

30歳目前!仕事を辞めて女ひとりオーストラリアへ

海外に住んで仕事をしてみたい

海外に住んで英語を使って仕事をしてみたい

 

そんな夢をかなえるため28歳の冬、

仕事を辞めてワーキングホリデービザを使いオーストラリアに乗り込みました。

 

渡航前にオーストラリアについて知っていたこと…カンガルーとコアラがいて四季が日本と逆の国。以上。。。

そんな状態で行ったワーホリで失敗したなと思うことを解説していきます。

 

ワーホリ中の挫折体験・仕事編

 

結論:ワーホリで仕事選びは最重要。ワーホリの成否がかかっています。

 

英語力が足りずジャパレス勤務

✔ワーホリで日本人レストランはNG。

 そのためにまず日本で英語力!

ワーホリで海外に住む人のほとんどは現地で仕事をして暮らします。

仕事探しでまずみんな挑むのがローカルジョブ=現地人のもとで働くことです。

 

しかし多くの人が英語力の問題で面接をクリアできず

諦めてアジア人の経営する日本食レストラン(=ジャパレス)で働くことになります。

 

ジャパレスの問題点①:最低賃金が支払われない

州によって差はありますが最低時給が1500円以上と世界最高レベルのオーストラリアでは、

英語がまともに話せない人の多くが足元を見られ最低時給以下の給与で働いています。

 

ジャパレスの問題点③:日本人たちとつるんでしまう

せっかくオーストラリアにきたのに

貴重な時間を無駄にしているのは言うまでもありません。

 

私は半年間オーストラリアのジャパレスでホールをして、

その途中でローカルジョブも経験しました。そのどちらにも後悔した点があります。

 

ジャパレスの問題点③:人間関係

私の働いていたジャパレスは食事補助があり長時間働けたので、

まとまった収入が得られ出費も減らせていました。

 

ホールなので英語を使う場面は多くあり、

自分の経験も活かせるので仕事としては悪くなかったと思います。

 

お客さんとのやり取りはもちろん電話を取ったり予約確認の電話をしたりと、英語で苦労することも少なからずあったので自分のレベルに合っていると感じていました。

 

ただ、日本人の友達が増えて休みの日も仕事の後も日本人とばかり過ごしてしまったことは大きな失敗でした。

 

日本人といるのは気楽で居心地が良かったですが、

英語が伸び悩む大きな要因になったと断言できます。

ワーホリ中のしくじり体験・住まい編

✔ワーホリで大切なことは、「住まい」。

 部屋とオーナーを見極めるべし!

シェアハウス滞在中に台所が消失

私がオーストラリアで最初に住んだシェアハウスは個室が4つある中国人オーナーの家でした。

駅からも近く清潔な家で特にトラブルなく快適に生活していました。

しかしある日、オーナーから

「現在の共用キッチンを個室にする工事を始める。新しいキッチンは1週間以内に玄関前に作るので、1週間キッチンが使えないが我慢してほしい。」

 

というメールが来ました。さらに家賃収入を得たいのでしょう。

1週間ならまぁ良いかと承諾しました。

 

しかし2週間、3週間たっても新しい台所は出来上がりません。

外食費の高いオーストラリアでキッチンが使えないと大変です。

 

でも家賃はキッチンが使えた時と同じまま…1か月台所なしを我慢した後に家を出ることに決めました。

オーナーが突然シェアハウス終了

その後移り住んだシェアハウスは若いインド人がオーナーで、

他の女子3人と1ベッドルームをシェアするスタイルでした。

 

職場も近く落ち着いたエリアで住み心地もよく、良い家を見つけたと思っていました。

 

しかしある日突然、オーナーから呼び出され

「インドにいる彼女にプロポーズをするので帰らないといけない。シェアハウスをやめるので1週間後に出て行ってくれ。」

と言われ目が点に。1週間で家を探すのは、不可能ではないですが大変です。

毎日仕事もしているし住みたいところがすぐに見つかる保証もありません。

 

何より

・退去する場合2週間前までに連絡する

・3か月以上住む

・できない場合預かり金を返さない

 

という条件を承諾して入居していたので余計に憤慨しました。

まだ住みだして2週間ほどのことです。

ワーホリ中のしくじり体験・英語力

一年も住んでいれば…は幻想

私はフィリピン留学をしてTOEIC720くらい&日常英会話が出来るレベルでオーストラリアに渡っています。

その甲斐あって接客の仕事に就くことや外国人と暮らすシェアハウスを選択できましたが、

正直なところ英語力に関してはあまり変化を感じられませんでした。

 

学校に行かず仕事ばかりしていたこともありますが、

勉強する時間や現地人と交流する機会を積極的に持たなかったことが大きな原因だと思っています。

ワーホリで失敗しないために必要な前知識

仕事は多国籍な職場を選ぶのが絶対おすすめ

色々な仕事をしてみて一つ間違いなくいえることは、「国籍が偏った職場はデメリットが多い」ということです。ジャパレスでも色んなアジア人がバランスよく居るなら良いと思います。

 

色んな国の人の英語を聞くのは良いことですし、お客さんからネイティブ英語はさんざん聞かされます。

 

日本人だらけ、中国人だらけ、など~~だらけの職場はお勧めしません。同一民族だらけだと友達が出来ない、もしくは日本人コミュニティに浸かってしまいやすいです。

シェアハウスは家だけでなくオーナーを見極めるべし

シェアハウスは運の部分も大きいですが、20代などの若いオーナーの家は突然解散などトラブル発生率が高いです。

安全なのは子供もいるようなある程度の年齢のオーナーが一緒の家に住んでいるケースです。

 

こういった部屋では変なシェアメイトがいるだとか

普通に暮らしていて突然追い出されたという話は聞いたことがありません。

 

英語力UPのために出来ること

ワーホリで滞在しているだけでは英語は伸びません。リスニングに慣れてきたり実生活で使う言葉を覚えたりはしますが、その程度で止まってしまいます。

 

お金がなくてもフリースクールに行ったり日本語を勉強したいネイティブとLanguage Exchangeパートナーになるなど出来ることはたくさんありますので腰を上げてみてください。

 

まとめ|ワーホリでの失敗談

仕事と住まい選びは慎重に

ワーホリ中は外国で家探し・職探しをすることになります。オーナーや一緒に働く人たちなど、やり取りや研修の中で見極める目が必要です。

特に家に関するトラブルは多いため、良いオーナーに出会うまではホステル暮らしも考慮することをおすすめします。

 

楽な方を選ばない

家・仕事・人間関係すべてにおいていえることですが日本人が多いところを選べば楽です。

しかし得られるものが少なくなるのは明らかです。

ある程度の心の余裕は必要ですが、最初から最後まで日本人コミュニティに浸かってしまうのはやめましょう

 

渡航の目的を明確に

何のためにワーホリをするのかがはっきりしていないと、ただ行ってきただけ…になりかねません。たとえば英語力をあげたいのならそのために出来ることを探して飛び込む行動力が必要です。

言葉が伝わらなかったり未経験のことに取り組むのは大変なことですが、そのストレスの積み重ねが成長につながります。

そこでしか出来ない経験から成長したと言えるように、何のために行くのかをしっかり決めて行動してください。