長い間ブログ放置ですみません。2016年度第3回英検でついに1級を合格しました♪
英検1級を実際に合格するまでは、「ギリギリだろうが何だろうが合格してしまえばこっちのものよ」と考えていましたが、いざ実際に合格してみると、何か危機感のような
「英検1級ホルダーに恥じない本当の実力をつけねば・・(汗)」というあせりの感情の方が強い今日この頃です。
英語資格の最高峰の英検1級といえども、やはり7割チョイの得点率で合格してしまいますから、できた7割よりもできなかった3割の「ヤラレタ感」の方が強い。「合格には届いたが修行が足らん!」とボコボコにされた感じです。
なので、合格してからも受験直前と同じくらいかそれ以上の努力をしています。但し、少し過去問からは外れてTIMEやCNN、映画などを使った勉強に切り替えています。
自分の振り返りも兼ねて、勉強法や教材をまとめてみます。
英検1級合格の決め手はやはり「語彙力」
「合格まで届くかもしれない」と感じたのは、英検1級PASS単(旺文社)をとことんまでやりこんで、語彙問題で25問中、平均18点くらい取れ始めた頃でした。
語彙問題でそれくらいとれるようなると、それが読解やリスニングの正解率も上がっていきます。特に読解問題は今まで語彙に苦しめられてきましたが、語彙力が上がってからは正解率がじわじわと上がり始め、あまり間違えないようになりました。
単語の4択問題はあきらめて読解とリスニングで稼ぐという作戦で合格を勝ち取る人もいるかと思いますが、やはり語彙力アップは英語学習者としては避けて通れないもの。
1級合格が英語学習のゴールではありませんからね。やはりまずは最低PASS単1級をまるごと1冊レベルの語彙力をつけることをオススメします。
以前の記事(私のサマーチャレンジ)にも書きましたが、
1日100語 → 1週間で700語 → 3週間で2100語(1冊完了)
のペースでPASS単をどんどんまわしていくのは本当に合理的でした。
1周目は本当に苦しく、あまり時間がない日などは心が折れかける時もあったかもしれませんが、2周目になると1周目の半分くらいの労力だけで済みます。
そして3周目くらいになると1日1時間を割り当てればもう十分な状態になっています。だってPASS単2100語のうち、知らない単語は3分の1くらいにはなっているでしょうからね。
英検1級の単語学習で大切なこと
①忘れる直前に反復を入れること
私の場合は、早朝→通勤→夜寝る前 *3回同じ語を入れました。 初回の勉強だけで覚えようとしないことですね。どうせ忘れますから。
なので、2回目、3回目の反復を繰り返していくうちに、範囲語彙の50%、70%というようにマスターしていく語彙が増えていきます。
職人さんが、焼き物の塗装に3回上塗りしていく感覚といえばしっくり着て頂けるでしょうか。
②完全に覚えた語彙を除いていく
覚えたものはどんどん消していきましょう。非効率なのは、一度覚えてしまった語彙に時間を浪費すること。そうすれば2100語のPASS単熟語も覚えるべき語彙数が減っていきますからね。
単語帳1回目終了後 → ほぼすべての語彙が不安定
単語帳2回目終了後 → 5割くらいはすべに大丈夫。残りは1000語位
単語帳3回目終了後 → ほぼ覚えている。残りは3割ほどだけに集中すれば良い♪
ボートは漕ぎ始めこそしんどいが、ひとたびスピードに乗ってしまえばあとの継続は一気に楽になります。大体挫折する人は、その漕ぎ始めの時点で諦めてしまうからなんですね。