・また、感情に任せて怒ってしまった。。感情をコントロールする方法を知りたい
・怒らない人ってどんなマインドで生活しているのかな。
学校の先生って気を付けないと本当にストレスの多い職業。今回は教員(特に若手)が絶対に身につけるべき感情コントロール術を自分の15年の教員経験交えて解説します。
本記事の内容 ・【毎日健康】教師の感情コントロール術3つ |
この記事を書いている人:ゆめろう
教員応援サイト「ゆめせんせい」の管理人。教員になって最初の2年はおそらくうつ状態でした。自分なりの働き方改革によって、今では1日8~9時間の定時上がりでしっかり成果を上げながら夜は副業。最年少部長職、教員採用にも関わっています。
アンガーマネージメントはスキルです。この記事を読めば、誰でも職場や家庭での感情を自分でコントロールでき、人間関係良好+仕事で成果が上がるようになっていきます。3分ほどおつきあいください。
【毎日健康】教師が身につけるべき感情コントロール術3つ
これは教師だけでなく、社会人として必須のスキル。でもできている人すくない。。。
・期待しないこと「7割主義」
教師の怒りの原因は大体こんな感じでしょう。
・生徒が自分の言うことをきかない ・同僚教員や後輩が期待通りに動いてくれない ・管理職からあり得ないこと指示された ・そもそも教員の職場環境、ストレス多すぎ |
どうでしょう。怒りの原因になりますよね。でも、考え方1つでこれ解消できます。
ズバリ、「期待しすぎないこと」です。理由は自分じゃないから理想通りになるわけないからですね。発達途中の生徒なんてそもそもこちらの指示通り動くわけありませんから。同僚教員や管理職もしかり。
よって、他人の行動なんて7割で十分よしとしましょう。5割程度でもまあ他人だししょうがないなっていうマインドが大切です。
・ルールを決めておく
それでもやっぱり腹立つときあります。どんなに聖職者で悟り開いた教員でも人間ですからね。そんな時は「怒りが出てきたときのMyルール」を決めておくといいです。
例えばこんな感じ。私のアンガーマネージメントのMyルール3つを紹介します。
・6秒やり過ごす ・何もしゃべらない ・態度に出さない。 |
この3つやるだけでも全然違います。逆にこのようなルールを決めていない人って、すぐに怒鳴って、態度にもはっきり出て、いいことありませんね。。。
信頼って積み上げるのに時間かかりますが、崩れるのは一瞬ですから、万が一にもこわなさいルールが大切。
・怒る必要のない環境に身をおく
怒りが込み上げてきたときのMyルールを紹介しましたが、そもそも「怒らない」に越したことありません。貴方の職場(職員室内)にストレスになる人ってどれくらいいますか? そういう「ストレスを与えてくる人間」とは物理的なキョリをとるといいです。
「そんなこと言っても仕事で絶対にからまないといけない時あるし。。。」と反論があるかもですが、私はよっぽどのことがない限りは直接は話しなせん。メールで済むことは全てメールで完結させます。あおして近くにはいかない笑
他人の感情による失敗を自分の経験にしちゃう【裏技】
見渡してみると、感情コントロールが原因で失敗している人が1日のなかにうようよいます^^。 私は教員になってからずっと「失敗ノート」に自分の失敗+他人の失敗をつけるようにしています。
失敗ノートのすすめ
Failure is a success, if you learn fron it.
失敗は成功だ、もしそこから学ぶのなら。
よく聞く英語の名言ですよね。だれでも失敗はあります。大切なことはそこから学び、次に活かすことです。ここでオススメなのが自分だけでなく、他人の失敗も自分の経験にしてしまうこと、です。
「自分だったら〇〇するな・・・」というように自分の成長の肥やしにしています。そしてノートに記録していくと定期的に見直せる。これは若手教員に超おススメ。
【8:2】感情をコントロールできる人・できない人の違い
感情をコントロールできる人・できない人の決定的な違いは、「自分を客観視できるかどうか」これにつきますね。
生徒を感情のままに怒っても何の得もありません。信頼関係がガタガタと崩れるだけ。
でも本当に仕事ができる人って自分を見る第3の目をもっていて、常に教育の視点で生徒に接しているような気がします。いわゆる「叱ると怒る」の違いですよね。
やはりそれは8:2くらいに分かれているでしょう。生徒への接し方で教員の力量・度の深さが測れますね。
まずは家庭で練習
上記に挙げた感情コントロールは特に職場でなくても家庭でもトレーニング可能です。
自分の子どもや大切なパートナーに態度に出しながら感情をぶつけていたら、、、まずは家庭内でアンガーマネージメントすべき。
逆にそれができている人って職場の感情コントロールもうまくいっているはず。
まとめ|感情コントロールは若手教員の「必須スキル」である
今回の記事を3行でまとめます。
・怒りを生み出しているのは自分。他人の行動に期待しないこと。
・もし怒りがこみあげてきたら6秒だけやり過ごす。何もしゃべらない
・反面教師。感情コントロールで失敗している人から学ぶ。
今や「アンガーマネージメント」は一流企業でも新人教育や管理職研修の1つとして欠かせないものになっていますよね。今、毎日の仕事からストレスを受けている人は上記3点に取り組むと少しずつ働きやすくなっていきます。
次に「怒りの場面」に遭遇したら、取りあえず6秒待ってみてくださいね。考え方1つで人生のストレスが減らせ、気持ちよく毎日が過ごせるようになります♪