グローバル化に伴い、色んな英語資格試験が増えてきましたね。
「一体どれから受けたらいいの?」
「TOEICを受けるけど、TOEFLも取得した方がいいの?」
というあなたのために、今回はTOEFLとTOEICの違いについてです。
まず、超簡単にざっくり行ってしまえば、
TOEFL: 英語圏の専門学校・大学・大学院に留学するために必要な英語スコア
TOEIC: ビジネスにおける英語運用力を証明するスコア、企業への就職向け
私の場合は、数年前まではTOEICしか受けていませんでしたが、海外大学院への留学を決心してからTOEFLに切り替えました。
では、その違いをもっと具体的に見てみます。
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TOEFLとTOEICの違い「難易度」
(EQG ホームページより)
TOEIC900と聞くと、英語がめちゃくちゃできると思われがちですが、これ大きな間違いです。
TOEIC900点持っている人の半分以上は、満足に話せない。(だって、リーディングとライティングだけだから)
逆に言うと、上の相関表以上に、英語の鉄人でなくても、テスト対策をたくさんすればTOEIC900は取れてしまいます。
一方で、TOEFL(ibt)は、一筋縄ではいかない。テスト対策(いわゆるテクニック的なもの)は通用しなく、純水な英語4技能が求められます。
そして決定的な違いは、TOEICはマークシートであるのに対し、TOEFLは4技能のうち、ライティングが記述式でしかもパソコンで入力します。
世界のトップ大学への関門がTOEFLスコア100~110と言われているので、難易度的には、TOEIC900を越える英語力ということになりますね
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TOEFLとTOEICの違い「試験時間」
TOEFL: 合計4時間半 (R・L・W・Sの4技能、インターネット受験方式)
TOEIC: 合計2時間 (R・Lだけの2技能テスト、マークシート方式)
TOEICの2時間でも十分長いのですが、TOEFLはその倍以上かかる(間に10分休憩あり)。
つまり、TOEFLは、phisicalとmentalの両方でタフさ・集中力が求められるテストですね。
十分な時間配分や分野ごとの戦略的な対策が必要になってきます。
トフルの場合、2時間を越えてくると途端に集中力が切れ、ここをが折れそうになります。
いや、一旦折れて、また無理矢理くっつけると言った方が正しい。
やはり、普段から英語を勉強するというよりかは日常生活に英語をとりいれることが必要。
TOEFLとTOEICの違いはここにあります。
膨大な英語の絶対量に触れていないと、4時間は完走できませんね(自省^^。)
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TOEFLとTOEICの違い「費用」
この受験費用の違いを初めて知った時、腰ぬかしましたわ。
TOEFL:225ドル
TOEIC:5565円
えっ?!
約4倍も違うの?!
こんなもの、学生や平均的なサラリーマンが簡単に定期的にホイホイ受けられる額ではございません。
約25000円もかかるTOEFLを受ける時は、相当の覚悟と準備をもって命がけ(?)で受けるんですね。
にしても、グローバル化や国際人の育成とゆうてるのに、なぜ留学に必要なトフルの受験がこうも高いんだ?!
TOEFLとTOEICの違い・どちらを受けるべきか
TOEFLとTOEICのどちらから勉強しようか迷っている方へ、
簡単に行ってしまえば、海外への留学をかんがえているならTOEFLでまずはスコア80を目指してください(英検準1級レベル)。
もし、海外留学を考えていないようなら、英検やTOEICから受けて就職や転職活動に備えてください。
就職活動で有利になってくる英語ライン、つまり世間一般で英語が(そこそこ)できるレベルは、英検なら準1級、TOEICなら800越えでしょう。
一昔前は、TOEIC800越えていればかなり英語ができて就職有利だね、という時代でした。
でも今なら「えっ?!TOEIC800ないの?大丈夫それ。。。」
のような感じです。つまりこの程度の英語力は皆準備して就職活動に望むわけですね。
これだけグローバルだのいわれる時代なので、TOEIC800程度だどなかなか他と差が付かないかもしれませんね。