英検を受験した皆さま、本日の第3回受験おつかれさまでした。できた、できなかったは色々あると思いますが、まずは今日まで努力して頑張って自分をいたわってあげましょう。
ファイティングポーズをとって戦いを挑んだというだけでもこれは素晴らしいことですから。
私も英検準1級と1級の問題は英検協会HPからダウンロードして必ず解くようにしています。やはり反省しきり。
さて、今回は英検準1級について大切なことを皆さんにお伝えします。結論から言うと、英検準1級の本番問題は本当によくできてて、合格してもまだまだ解く価値があるということ。TOEICスコアアップの最良の教材に成り得るということです。
是非、今まで英検準1級の問題を徹底的にやったことがないという人は必見です。TOEIC受験予定者の方も是非どうぞ。
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英検準1級≒TOEICリスニング満点の方程式
まず結論から。
TOEICでリスニング満点とりたかったら英検準1級のシャドーイングをやってください。徹底的にシャドーイングです。発音もリズムも完全コピー。
後をついていくだけはシャドーイングとはいえません。発音に少しでも不安があればすぐ辞書で確認。ここで大切なのは、何回シャドーイングすればいいか、その回数ですよね。
よくありがちなのが、リスニング問題を大問1こ分解く → 答え合わせして → シャドーイング1~2回ずつ → 終わり。
やりながらうすうす勘づいている人多いかもですが、これではリスニング力がアップしていませんよね。全く。シャドーイングを1.2回しただけでリスニング力が上がれば苦労しません(苦笑)。でも、自分mp20代のころの私は実際にこんなことをやってしまっていましたが。。。
参考 : 【効果絶大♪】シャドーイングは「1日2回」が理想的な理由
大切なことは、同じ英文を何回も徹底的にシャドーイングすることです。英検1級のリスニング(会話問題)を完璧にシャドーできるまでやりましょう。
「完璧」になるためにはきっと10回やそこらでは足りないはず。1日2題ほどで十分です。それを何十回もやる。繰り返す。
薄く広く、よりも少ない範囲でよいので徹底的に反復するんですね。発音・リズムを体得できるだけでなく、もちろんそこに出てきた表現が嫌でも身に付きます。
そうやって、英検準1級のリスニング問題を徹底的にシャドーイングすることで大きな恩恵が2つ。
①TOEICリスニングで満点が狙える
②英検1級リスニングに向けての基礎力ができる
一般的には英検1級の合格者は準1級問題で最低8割はある、ということ。つまり、英検準1級でギリギリ合格だった人はまずは得点率8割になれよということですね。
TOEICのリスニングで伸び悩んでいる人も英検準1級のシャドーイングを強くお勧めします。普段、英検準1級で鍛えていれば、TOEICリスニングはかなりカンタンに聴こえるはずですからね。
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TOEIC900点ホルダーの典型例はL480+R420
世にいうところのTOEIC900点について。就職活動や転職において、TOEICスコアというものは時には英検より効果があります。
超ざっくりで表すと
- TOEIC700 点 → ほぉ、最低限の英語力はもってるんだね。
- TOEIC800 点 → ふむ、英語が必要な部署にいってもらおうかな。
- TOEIC900 点以上 → 将来有望♪
もちろん、TOEICスコアで仕事をするわけではないので、それ以外のスキルが大切なのは言うまでもありませんが、TOEIC900点というのは今でもかなりインパクトはあります。
そして、多くのTOEIC900点ホルダーの得点内訳は
リーディング420点
リスニング480点
です。間違いなくこのパターンが圧倒的に多い。つまり、リスニングの方が圧倒的に高得点取りやすいんです。逆にリーディングは取りにくい。あの問題量を時間内に解くだけでもかなりの英語力が必要ですからね。
ということで、TOEIC900点以上とりたかったらリスニング満点を狙いましょう。それが最短の近道でしょう。そしてリスニング満点には、少し負荷が高い英検準1級の問題を最大活用しましょう。
因みに、英検準1級の読解問題もホントに良問ぞろいです。解いてて知らない語彙はけっこうあるし、「この問題1級にでていてもおかしくないな」ということも多々あります。読んていて知的で選択肢もよく練られている。
そりゃそうですよね、大学教授レベルの英語の達人が時間をかけて作成しているわけですから。そこらへんの問題集よりやはり実際の過去問の方が圧倒的に良いのです。
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英検準1級は通過点でしょ?! 英語がデキル奴のボーダーライン
英検準1級に合格したころくらいから、英語上達への執着心のような、何かこうメラメラするものが湧きあがって来る感覚が出てきました。
この気持ちを分かって頂けるならもうすでに貴方様は英語道にハマりかけている証拠です(笑)英検準1級は、社会評価における「英語がそこそこデキル奴」のちょうどスタート地点でしょうね。
英検準1級に受かった時はまさに、その合格のうれしさと同時に、英検1級との間にある果てしない距離に心打ちのめされます。
そして、英語資格の最高峰である「英検1級」の長い旅に出るんですね^^ そうなると英語トレーニング= 1日の中で最も大切な時間になっているはず。
そもそも、このブログをここまで読んでくれて頂いている時点でその脈ありの意識高い学習者さんでしょうけどね。さ、今日も頑張っていきましょう。
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