英検準1級プライベートレッスンをして早2か月ほど。まだ英検2級を合格してまもない学習者にとって、準1級へまずすべきことはなんといっても「語彙レベルを上げること」です。
プライベートレッスンをしている2名にもPASS単語準1級をやってもらっていますが、今回は少しおもしろい取り組みをしていました。
それは、語彙問題(4択客観問題)に、PASS単からどれくらいでているか」ということ。過去3年分の過去問を使って、地道に自分のPASS単で調べてもらいました。
結果、なんということでしょう(ビフォーアフター風^^)
単語21問(つまり84語)のうち、Pass単語帳のカバー率は50%を越えている!過去問の回によっては6割を超えている回もありました。
こんな偶然はないですよね。ここからの明言はあえて避けますが(笑)、そらPass単売れるわ。旺文社売れるわ。英検の大問1の語彙問題は、「PASS単テスト」みたいなもの、ということです。もちろん、英検マニアさんたちもこのことにはお気づきで、いろんなところでやはりPASS単が推奨されています。
今回はプライベート特訓なので、如何にPASS単が大切かをわかってもらいたかったので、その二人に実際に調べてもらいました^^なので、英検準1級・1級は語彙問題が難しいとよく言われますが、PASS単やれば高得点♡なんですね。
因みにですが、PASS単がカバーしていなかったのこり4~5割の単語たちを調べてみると、実は過去問と重複しまくっている!(もちろん英文自体は変えられていますよ)。
結論:英検の語彙問題は、PASS単と過去問からできている!♪
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英検1級・準1級の語彙問題の最強トレーニングはコレ♪
Pass単には例文の音声ダウンロードサービスがあります。これを利用しない手はありませんね。
もちろん他の単語帳も例文をついていたりするのですが、PASS単語帳の良いところはすべての語彙に例文がついている。これは非常に有難い。
例文を使わずに、ただ見出し語 → 日本語 のように覚えてしまっては結局何の役にも立ちませんからね。英文の中でどんな使われ方をしているか → 「例文ごと覚える」のがやはり最強でしょう。
私の場合は、この音声と例文を最大限に活用しました。1日約50語。
①早朝に今日覚えるべき50語の発音と意味を確認し
②通勤電車の中で例文をひたすら聴きまくる(リピート機能を使って)時にはシャドーイング。
③帰りの電車で同じことをやる
④就寝前に50語の総まとめ。
こんな感じで1日4回も同じ単語をすればかなりの高い割合で頭の中に残っていきます。8割覚えたらOKとして次の範囲へ。(2周目3周とまわしていくので10割完璧でなくてもいいんです)
単語学習の王道!反復の達人はベストタイミングを逃さないってことですね。
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語彙の覚える割合は「単語帳5:読解5」が理想
英検1級と準1級の語彙問題は、「PASS単テスト」みたいなもの、とお伝えしましたが、単語の勉強を単語帳だけに頼るのはやめましょう。 やはり取り組んだ読解問題からも同時に語彙を増やしていくべきです。
単語帳で覚える語彙(私の場合は50語)+ その日の読解で出てきた語彙15語ほど
こんな感じで、単語帳と読解語彙の両方からボキャビルをやるのが理想です。読解問題は、大体真面目な学習者さんは、蛍光ペンか何かで知らなかった語彙を引いて、意味を書き込む、ぐらいはやると思いますが、実はそれだけでは不十分。
定期的に反復メンテナンスをしないt、せっかく読解問題で取り組んだのにすぐに忘れてしまいます。
復習やりやすいように1か所にまとめておくべきです。ノートでも単語カードでもPC管理でも何でもOK。そして、それを単語帳で反復するかのように定期的な反復を入れる。
そうすれば、意味を調べただけで忘れてしまっていた語彙も逃さずにどんどん見についていくんですね。
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なぜ英検1級・準1級は単語からやるのが1番良いか → 相乗効果
特に1級や準1級は、語彙力だけでなく、リスニング、リーディング、ライティング、そして面接。合格しようと思えば4技能すべてを満遍なく上げる必要がありますよね。これが英検上位級の難しさ・やりがいであり、合格の価値がある点です。
そして、まず何からやるべきかという点では、語彙力から上げてください。リーディングやリスニングが伸び悩んでいる人の多くはRやLの力が足りていない以前に、必要な語彙力不足が原因で間違えている可能性大!だからです。
なので、語彙力をまず挙げれば、RもLもWもじわりじわりと得点率が上がってくる。まずはPASS単2~3周と読解単語からやり始めてください。語彙力がまず合格レベルに達すれば、あとの分野はあとから確実に上がってきます。