どうも皆さんこんにちは! 英語パーソナルコーチのKAZUです♪
先日こんなツイートをしました。
https://twitter.com/Kazuuu3150/status/1438441786125422594?s=20
多くの初級の方がシャドーイングのやり方で困っていたり、正しい方法か半信半疑のまま取り組んでいます。今回は、シャドーイングが難しい・ついていけないという初級者の方がすぐにできる対策を2つ紹介します。
・【もう難しくない】シャドーイングでついていけるようになる対策2つ
・シャドーイングが難しい・ついていけない人に超オススメのICレコーダー
3分ほどお付き合いください♪
【もう難しくない】シャドーイングでついていけるようになる対策2つ
初級者の方でもすぐにすべきこと2つを紹介します。
改善① 教材レベルを1ランク落とす
ほとんどの人がシャドーイング教材に難しいものを選びすぎ。なぜなら、シャドー用の教材は読解教材よりも1〜2ランク、レベルを落とすべきだから。例えば、英検2級の勉強しているからといって、シャドーイングも同じ2級の英文は難しすぎなんですね。初級の方はまず英検3級、または準2級レベルから始めると良いです。
TOEICも同じで、リスニングスコアが5割もない人(250点ない人)はいきなりTOEICリスニング問題をシャドーイングしても難しいかもです。英検3級、または準2級レベルからがオススメ。
シャドーイング教材は、「こんなに簡単な英文でいいの?!」くらいがちょうど良いです♪
逆に言うと、「ついていくのが精一杯」というシャドーイングだと、一番重要な発音や抑揚、音声変化などに気を回せませんよね。
改善② 弱い音(脱落)を意識し始める
速さについていけない一番の原因は、弱い音を強く出してしまっているからです。
Give it to me. それ頂戴。
Good night. おやすみ。
We revised it again and again. 何度もやり直した。
上記は簡単な脱落(reduction)の例で、語末に破裂音がある場合は音の脱落(無開放)が起こるのですね。一度、赤字の部分を発音せずに言ってみてください。一気に英語らしくなります。
シャドーイングでは、このように強く読む音よりも「弱く読む音・脱落する音」が重要になってきます。ついていけないのはこれらの弱い音を強く出してしまっているから。1つ1つ丁寧に発音しないと・・・と考えている人が速さについていけないのはこれが原因です。
シャドーイングが難しい・ついていけない人に超オススメのICレコーダー
上記2つの他に、オススメなのがICレコーダーの活用。シャドーイングする英語学習者にとってICレコーダーは必須、というかもはや戦友^^ オススメ機能は次の3つ。
助かる機能①「速度調整モード」で実力にあった速度へ
もしTOEICや英検教材などを使って速すぎてついていけない・・という場合は、ICレコーダーの速度調整機能で0.7倍速がオススメ。だんだん慣れてきたら、「0.8→0.9→ノーマルスピード」と上げていけばOK。
上級者でも、TEDや海外ドラマなどでシャドーイングする場合はこの機能は大活躍です♪
助かる機能②「3秒巻き戻し」で直前箇所に戻る
これはもはや神レベルの機能。「聞こえなかった」と思ったら、すぐ直前の3秒前に戻れる機能、ありがたいですよね。シャドーイング学習者のためにある機能といっても過言ではない♪
助かる機能③「AーB間リピート再生」で分割トレーニング
会話分を通して練習するのではなく、分割トレーニングには最高に助かる機能。1行1行、発音や音声変化に気をつけながら何十回何百回とリピートしてマスターしていきます♪
おすすめは SONYのICレコーダー 「ICD-UX570F」 1万円ちょいで買えるのでコスパ良し。
まとめ|シャドーイングが「難しい・ついていけない」初級者がすべきこと
今回の内容を3行でまとめます。
・シャドーイング用の教材は1〜2ランク敢えて落とす
・弱い音や音声変化を意識し始める(まずは破裂音)
・ICレコーダーの活用でシャドーイング効果を上げる
リスニングに高い効果があるシャドーイングですが、成果が上がるのは正しいシャドーイング方法を続けた場合のみですね。ダルビッシュ選手も言っています。
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) June 11, 2010
英語学習者、特に初級の皆さんはまずは正しいシャドーイング方法を知ってください♪ 正しい方法で努力すれば、かけた時間の分だけ上達するのがリスニングです。皆さまの今後の英語学習、特にこれからシャドーイング頑張ってみようかなという方に参考になれば幸いです♪