英語学習者の全員がクリアしなければいけない壁、
それは単語の壁でしょう。
結局のところ単語力が勝敗を決めるのですが、
英語学習の効率の差が最も大きく出るのもこの語彙学習。
英検でいうと、2級と準1級の語彙のカベは超厚い。
TOEICでいうと、700点と800点のカベも非常に厚い。
でもね英語上級者を目指す皆さん、
一口に単語力といっても実は2種類あるんですよ。
〇 リーディングなどで見て意味がとれたらよい単語:受動語彙
〇 実際にSpeakingやWritingで書いたり話したりする必要がある単語:能動語彙
英語初級の方は、うえの2つの区別がついていないせいで、
単語を覚えるのが非常にしんどい&効率悪い。
でも、単語を覚えるのが得意な人はこれを知っているんですね。
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単語は全てを全力で覚えるな。必要性を見極める
つまり、意味だけ取れたら別に書けたり話したりする必要ない単語(受動語彙)と
書いたり話したりする必要のある語彙(能動語彙)を区別して覚えているんですね。
全部が全部、アウトプットで使える必要はないんです。
書いて覚える必要はないんです。
よく英単語は書いて声に出しながら~
って聞いたことがありましたが、受動語彙レベルなら意味がとれればOK
私の感覚でいきますと、受動語彙が10だとすれば、
その内の能動語彙(アウトプットでも使えるレベル)は3割程度でしょう。
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英単語帳のレベル高い難単語は「受動語彙」でよいよ
もし、何か英検でもTOEICでも単語帳を使っているなら、
以下の手順をおすすめします。
①まずすべての語彙を受動語彙に。英語→日本語(意味だけは確実に取れる)
②そのうち、SpeakingやWritingなどで使いたい語をピックアップ(能動語彙)
→意識的にWritingやSpeakingで使う。
Speaking力やWritingの力は、
この能動語彙をどれだけ持っているか次第になりますね。
是非、皆さんも単都帳を開いたら、
能動語彙と受動語彙とを意識しながら単語を増やしていってください。
きっと、今までの単語の覚え方よりも効率があがっていくはずです。
だって、難しい単語は日本語の意味だけとれたらOKなんですからね。
最近の自分が使っているのは「TOEFL英単語3800」
TOEFLを受験予定の人ならきっと誰しもが知っているあのオレンジ表紙の単語帳です。
これを頭からやっていますが、まずは日本語の意味がサッと出てくるようにして、
そのあとに、「WやSで使いたいな~」と思う語彙は特別扱いとして、
自分の英語ノートに書き足したりしています。
これ、たまっていくとやる気でる♪
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