皆さんこんにちは♪ 英語コーチのKazuuuです。先日こんなツイートをしました。
https://twitter.com/Kazuuu3150/status/1505864150035341320
解く→ 答え合わせ → 精読 → 語彙整理
私自身もこれを毎日繰り返した日々を過ごしていましたが、どうも伸びている実感がない。。。これは、自己満足だけで、実力がついていないのでは・・・
・一度解いたリーディング問題を何度も「復習」をする効果
・読解問題の復習と新規学習の理想的な割合
そこで取り入れたのは「復習音読」。もし毎日1題解いているなら、新しい1題に取り掛かる前に、過去にやった読解問題を3回音読する。もし音読しながら意味が取れなかったり文法に詰まるような箇所があればまだまだ理解不足・復習不足と判断して再度調べ尽くす。
リーディングし1題解いた後に「復習音読」をする効果
「復習音読」といっても超カンタンで、要は、一度読んだ読解問題を翌日に復習として何度も繰り返し声に出して読む、というもの。
復習音読から得られる効果は
・複雑な文構造が前から処理できるようになる(直読直解の自動化)
・パラグラフで何が言いたいのかのトレーニング
・語彙の定着
これらのメリットに気づいたとき、今まで読みっぱなしでろくに復習をしてこなかった何百・何千もの読解問題のことを考えて超後悔しました 苦笑^^。。。 まさに、3歩進んで2歩下がる状態でした。非常に勿体無い。
これを読んでいただいた皆さんは是非、一度読んだ読解問題を無駄にせず、翌日以降に何度も音読復習して、たくさんの収穫を得てください。
読解問題の復習と新規学習の理想的な割合
復習と新規学習の理想的な割合は、5:5。多くの人は復習・反復を軽視しがちです。もし1日の勉強時間が2時間あるなら、半分の1時間は復習・反復作業に当てるべき。
リーディング問題を読んでばかりではダメで、語彙や文構造含めて、復習に「何度も音読」をするのが超効果的という話をお伝えしてきました。
これは語彙学習にも同じことが言えます。
ダメな学習者パターン
「1日30語ずつ覚えるぞー」と考え、とにかく一日30語ずつ、復習はほぼせずにどんどん進むだけ。せっかく一度覚えた単語もどんどん垂れ流し。。スマートな学習者
その日の30語をする前に、前日の30語を必ずメンテナンスして反復を何度もいれる。つまり一度覚えた単語は忘れさせないから語彙力がどんどん溜まっていく。
語彙学習で大切なことは、「昨日までにおぼえた語彙のメンテナンス」が超重要。この「復習と新規学習の割合」の考え方をほぼすべての分野の学習に割り当てると必ずうまくいきます。
・リーディング ・語彙 ・ライティング ・リスニング
人間、必ず反復が必要です。特にプレッシャーがかかる本番では、体が脳が反応しなくてはいけません。プロスポーツ選手を考えてみてください。一度できたからといって自分の力と勘違いしてそれっきりやらないこと、まずないですよね。
まぐれでもいい、プロの選手というのは、1回成功したら必ずその後に何度も何度も反復を繰り返し、自分の力にするんです。反復を繰り返して見事に自分の力に代えてしまう。
成功例から学ぶ|英語上級者から自分流へアレンジ
多分、このサイトに来てくれた方は英語力的には初級・中級者さんで、学習法を探している方が多いでしょうね。私も英検1級モードになっていたころは、効率の良い学習法さがしに躍起になっていました。
ここで注意しないといけないことが1つ。英語の達人の学習法をそっくりそのまま採用するのは危険、だということ。成功例から学ぶのは良し、ただし、それを自分のレベルや自分の性格、自分の生活スタイルにアレンジすることがやはり大事。
私の場合も振り返ってみると、完全にコピーした学習法などはありません。参考にした後は、自分流にアレンジをかけて、少しずつ微調整をしながら自分にもっとも合った学習法を確立しました。それからは英語学習が捗って、3日坊主の私からはさようなら、英検1級までは一気でした^^
Slowly, but Surely (ゆっくりでいい、確実に)
まずはカメさんのスピードでいいから確実に前に進みましょう。1日単語10語とかでOK。やってるうちに少しずつ、効率の良いカメさんに仕上がっていきますから。そのうちガメラになりますよ♪